三菱地所JCLプロロードレースツアー 第3戦 広島トヨタ広島ロードレースレースレポート
日時:2021年7月10日(土)
場所:広島中央森林公園特設コース(〒 729-0415 広島県三原市本郷町上北方1315番地)
距離:12.3km × 10周 = 123km
《さいたまディレーブ出場メンバー》
41.高木 三千成
45.藤田 涼平
46.半田子竜
47.永塩 幸之介
48.吉岡秀祐
《レースレポート》
三菱地所JCLプロロードレースツアー2021 第3戦 広島トヨタ広島ロードレースレースが広島中央森林公園特設コースで開催されました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、JCL開幕戦以来3ヶ月ぶりにツアーが再開し、リーグ加盟9チームが久しぶりに顔を揃えた。さいたまディレーブからは高木、藤田、半田、永塩、吉岡の5名がエントリー。まだまだ上位チームと力の差があるさいたまディレーブとしては、高木を10位以内でゴールさせる目標でレースに挑む。
《JCL9チーム、53名が3ヶ月ぶりに集結した》photo(C):Tatsuya.Sakamoto /STUDIO NOUTIS
レースがスタートするとイニシアティブを取りたいチームのアタックの応酬が繰り返される。タイミング良くホームチームである中村選手(ヴィクトワール広島)が抜け出すも単騎の為に程なくプロトンに吸収される。1周目の“三段坂”と呼ばれる厳しい登りのセクションでキナンサイクリングを中心としたペースアップとアタックにより17名の大きな逃げ集団が形成されてしまう。
《17名の先頭グループにさいたまディレーブは入ることが出来なかった》
さいたまディレーブとしては危険な逃げには高木を送り込むプランであったが、チームから誰も送り込めず苦しい展開となってしまった。全9チームの中で先頭グループに選手を送り込めなかったのはさいたまディレーブとVC福岡のみ。本来メイングループの先頭に出てペースアップをしなければいけない状況であるが、メイングループに残るのは高木と藤田のみで為す術がない。
《高木と藤田はメイングループでゴールを目指す》 photo(C):Tatsuya.Sakamoto /STUDIO NOUTIS
残り3周で6名が先頭グループから飛び出し、新たな先頭グループが形成。キナンサイクリング4名、チーム右京相模原1名、那須ブラーゼン1名と圧倒的に有利な展開に持ち込んだキナンサイクリング。
最終周回入る前に山本元気選手が単独アタックし抜け出しに成功。その後、後続グループから新城選手が山本選手に追いつき協調しながらペアでゴールを目指す。セカンドグループでも山本大喜選手、畑中選手の吉岡選手と谷選手をふるい落とす。
最終ストレートに現れた山本元喜選手と山本元気選手は優勝争いすることなく並んでのガッツポーズ。
その数10秒後に同チームの畑中選手と山本大喜選手もチームメイトの勝利を讃えながらゴール。
キナンサイクリングが1位、2位、3位、4位と独占勝利を収めた。
《圧倒的な強さを見せつけて勝利を決めたキナンサイクリング》photo(C):Tatsuya.Sakamoto /STUDIO NOUTIS
《最終ラップ前にタイムアウトとなり落胆の表情を見せる高木と藤田》 photo(C):Tatsuya.Sakamoto /STUDIO NOUTIS
《JCL第1戦 結果》
1位 新城雄大(キナンサイクリングチーム) 3時間5分25秒
2位 山本元喜(キナンサイクリングチーム)
3位 山本大喜(キナンサイクリングチーム) +16秒
4位 畑中勇介(キナンサイクリングチーム)
5位 吉岡直哉(チーム右京相模原) +35秒
6位 谷順成(那須ブラーゼン) +1分26秒
DNF 高木 三千成
DNF 藤田涼平
DNF 半田子竜
DNF 吉岡秀祐
DNF 永塩 幸之介
《リーダージャージ》
マイヨブリヤン(個人総合):新城雄大(キナンサイクリングチーム)
マイヨエスポワール(U23個人総合):宇賀隆貴(チーム右京相模原)
マイヨフイユルージュ(山岳リーダー):山本元喜(キナンサイクリングチーム)
マイヨラファール(ポイントリーダー):新城雄大(キナンサイクリングチーム)
《敢闘賞》
谷順成(那須ブラーゼン)
photo(C):Tatsuya.Sakamoto /STUDIO NOUTIS