三菱地所JCLロードレースツアー2021 第2戦 カンセキ宇都宮清原クリテリウム レースレポート
日時:2021年3月28日(日)
場所:栃木県 宇都宮市 清原工業団地特設コース(1周/2.2km)
距離:2.2km × 20周 = 50.6km
《さいたまディレーブ出場メンバー》
41.高木 三千成
42.岸 崇仁
43.阿部 航大
44.小野 康太郎
45.藤田 涼平
47.永塩 幸之介
《レースレポート》
三菱地所JCLロードレースツアー2021 第2戦 カンセキ宇都宮清原クリテリウムが栃木県 宇都宮市 清原工業団地特設コース(1周/2.2km)で開催されました。さいたまディレーブからは前日と同じ布陣となる高木選手、岸選手、阿部選手、藤田選手、小野選手、永塩選手の6名でJCL第2戦へ挑みます。
コースプロフィールは上り坂が一切ないオールフラット。しかし1周2.2kmのコース中に3箇所の180度コーナーがあり、コーナー毎にストップ&ゴーが繰り返され選手を苦しめます。更には雨風も強くサバイバルなレース展開になるのは間違いありません。さいたまディレーブとしてはクリテリウムの逃げを得意とする岸選手が危険なエスケープに乗って先手を打ち、レース後半は好調の阿部と高木でゴール勝負へ挑み上位リザルトを目指すプランを立てました。
予報通り嵐の様な天候の中でレースがスタート。レース序盤から有力なスプリンターがいないチーム右京相模原、キナンサイクリングがアタックをして抜け出しを図ります。岸選手もこの動きに同調し逃げに乗ろうと試みますが、集団はなかなかエスケープを許してくれません。
レース中盤に入り、鈴木龍選手(レバンテ富士静岡)、山本元喜選手&山本大喜選手(キナンサイクリング)、小坂光選手(宇都宮ブリッツェン)、宇賀隆貴選手(チーム右京相模原)の5名が逃げグループを形成。しかしリーダージャージの増田選手(宇都宮ブリッツェン)がメイングループを強力なペースで牽引し逃げグループをキャッチします。さいたまディレーブはこの動きを見て、集団ゴールスプリントになると判断。阿部選手でのスプリント勝負に向け、高木選手と岸選手がフォローする様に無線で指示が入ります。
ファイナルラップに入り、宇都宮ブリッツェンが隊列を組んでペースアップ。激しいポジション争いの中、高木選手が前方をキープしながら中盤に阿部選手と岸選手がいます。しかし絶好のポジションいた高木選手ですが、ポジション争いの中で道路の縁石にペダルがぶつかり、その衝撃でペダルが外れてしまい後退。
阿部選手と岸選手に勝負を託されますが、最終直線のペースアップで阿部もポジションを下げてしまいゴール勝負に絡むことが出来ませんでした。
優勝はチームメイトの強力なサポートを受け完璧なスプリントを見せた小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)。
さいたまディレーブは岸選手が15位、阿部選手は16位でゴールとなりました。
《JCL第1戦 結果》
1位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
2位 孫崎大樹(スパークル大分レーシングチーム)
3位 畑中勇介(キナンサイクリングチーム)
15位 岸 崇仁
16位 阿部 航大
20位 高木 三千成
DNF 小野 康太郎
DNF 藤田 涼平
DNF 永塩 幸之介
全選手リザルト:https://matrix-sports.jp/lap/result.php?evt=210328_JCLUtsunomiya
《リーダージャージ》
マイヨブリエ(個人総合):増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
マイヨエスポワール(U23個人総合):本多晴飛(VC福岡)
マイヨラファール(ポイントリーダー):小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
ベストアシストライダー(下野新聞):トマルバ(キナンサイクリングチーム)
ベストアグレッシブライダー(トヨタカローラ栃木):本田晴飛(VC福岡)
ベストホープフル(日本通運):宇賀隆貴(チーム右京相模原)