三菱地所JCLロードレースツアー2021 第1戦 カンセキ真岡芳賀ロードレースレースレポート
日時:2021年3月27日(土)
場所:栃木県真岡市 芳賀町 宇都宮市 井頭公園東側特設コース(1周/7.6km)
距離:7.6km × 23周 = 152km
《さいたまディレーブ出場メンバー》
41.高木 三千成
42.岸 崇仁
43.阿部 航大
44.小野 康太郎
45.藤田 涼平
47.永塩 幸之介
《レースレポート》
三菱地所JCLロードレースツアー2021 第1戦 カンセキ真岡芳賀ロードレースが栃木県真岡市 芳賀町 宇都宮市 井頭公園東側特設コース(1周/7.6km × 23周=152km)で開催されました。地域対抗による新リーグとしてスタートしたジャパンサイクルリーグの初レースで勝利を手にするのは誰なのか?新型コロナで無観客レースとはいえ会場には35社以上のメディアが集まり新リーグへの注目度が伺えます。
活動2年目となるさいたまディレーブからは高木選手、岸選手、阿部選手、藤田選手、小野選手、永塩選手の6名でリーグ開幕戦へ挑みます。
レースコースは比較的フラットなレイアウトとなっており、ハイアベレージのレース展開になると予想。さいたまディレーブは序盤のエスケープに藤田選手、小野選手、永塩選手が対応。後半の勝負所では岸選手、阿部選手、高木選手が連携していくプランです。
レースがスタートすると、各チームのアシストがイニシアティブを取るためにアタックの応酬がくり返されます。激しいアタック合戦が続き集団に疲れが見える中、4周目に横塚選手(チーム右京相模原)が単独で抜け出すと、福留選手(VC福岡)と内田選手の2名が先頭の横塚選手に追いつき3名の先頭グループが形成。メイングループは先頭3名のエスケープを容認し、この日設定された5周目、10周目のスプリントポイントは先頭3名で順当に争われた。
10周目のスプリントポイント後、後続グループも本格的に追撃を開始。宇都宮ブリッツェン 、那須ブラーゼン、スパークス大分がローテーションでペースアップを行う中、さいたまディレーブからは永塩選手をローテーションに加えさせレースを組み立てて行く。
残り7周あたりでメイングループが先頭グループを捕らえると、ホームチームである宇都宮ブリッツェンが攻撃を開始。一気にレースが活性化されます。
風も強くペースも上がりメイングループから遅れる選手が続失する中、残り5周で増田選手&西村選手(宇都宮ブリッツェン)、鈴木龍選手(レバンテ富士静岡)、
トマルバ選手(キナンサイクリング)、小石選手&石原選手(チーム右京相模原)の6名がメイングループから飛び出します。
かなり強力なメンバーの先行を許してしまったさいたまディレーブは、高木選手が追撃グループを形成しライバルチームと協調して前を追います。
しかし先頭6名は徐々にタイム差を広げていき、優勝争いは先頭6名に絞られる事に。ファイナルラップに突入し、先頭6名から東京オリンピック日本代表である増田選手が絶妙なタイミングで飛び出し、そのまま2位以下を大きく引き離して圧巻の独走勝利を決めた。さいたまディレーブは優勝した増田選手から1分20秒ほど遅れたメイングループで高木選手が12位、16位で岸選手がゴール。
悔しい結果となったが、20位圏内のJCLポイントを獲得し次戦に繋がる走りを魅せることが出来た。
《JCL第1戦 結果》
1位 増田成幸/宇都宮ブリッツェン 3:41:43:669
2位 西村大輝/宇都宮ブリッツェン 3:42:03:849(+0:20:180)
3位 トマ・ルバ/キナンサイクリングチーム 3:42:04:514(+0:20:845)
12位 高木 三千成
16位 岸 崇仁
29位 阿部 航大
DNF 小野 康太郎
DNF 藤田 涼平
DNF 永塩 幸之介
《リーダージャージ》
マイヨブリエ(個人総合):増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
マイヨエスポワール(U23個人総合):本多晴飛(VC福岡)
マイヨラファール(ポイントリーダー):増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
ベストアシストライダー(下野新聞)賞 小石悠馬(チーム右京相模原)
ベストアグレッシブライダー(トヨタカローラ栃木)賞 横塚浩平(チーム右京相模原)
ベストホープフル(日本通運)賞 内田宇海(チーム右京相模原)