Jプロツアー第9戦 西日本ロードクラシック 広島大会 Day-2

日時:2020年8月29日(土)
場所:広島県中央森林公園サイクリングコース(広島県三原市本郷町上北方1315)

距離:12.3km × 10周 = 123km

《さいたまディレーブ出場選手》出走者:6名
342.辻 善光
343.高木 三千成
344.岸 崇仁
345.阿部 航大
346.小野康太郎
347.藤田 涼平
《レースレポート》
Jプロツアー 西日本ロードクラシック 広島大会 day2が広島空港に隣接される広島県中央森林公園で開催されました。炎天下の為に主催者協議により、当初の12周回予定から10周回に短縮され、123kmのレースとなりました。
序盤の逃げグループにさいたまディレーブから選手を送り込むプランでスタート。
作戦通り、スタート直後からの逃げが決まり、さいたまディレーブは藤田が逃げグループに加わった。
しかし、コースの登り坂セクションで逃げグループから力尽きてドロップしてしまう。
また、集団内では落車が起こり、エースの阿部が巻き込まれて遅れてしまうアクシデントが発生し、厳しい状況に追いやられた。
先頭5名の阿部選手(宇都宮)、トマルバ選手(キナン)、ホセビセンテ選手(マトリックス)、柴田選手(那須)、孫崎選手(ブリヂストン)は快調にローテーションをし、タイム差は一気に広がり集団はサイクリングペースになる。
6周回目、レースの半分以上を消化した時には、逃げ集団とメイン集団との差が3分ほどあり、それを重く見た有力チームが動き始めてペースアップ。メイングループは集団がバラけ始める。
先頭グループの追撃を開始したメイングループではあったが、猛暑の影響もあり消耗が激しくなかなかペースを上げる事が出来ず。先頭5名の逃げ切りが濃厚となった。ファイナルラップの“3段坂”でトマルバ選手がペースを上げ、柴田選手と孫崎選手がドロップし、阿部選手、ホセビセンテ選手、トマルバ選手のゴール勝負となり、
宇都宮ブリッツェンの阿部選手が両手を高々と上げて優勝。
チームとしては唯一の完走者である高木三千成がメイン集団で粘り、チーム最高位の27位となった。
《長沼監督のコメント》
今回少ない時間ではあるが、序盤の逃げ集団に藤田が加わり、他のチームにも積極性をアピール出来たと言えるレースだった。序盤の逃げ集団が最後まで行った事を考えると非常に残念だが、今後はこういった積極性に加え、個人の底上げも常に意識し、レースに臨んでいきたい。
《リザルト》
1位 阿部 嵩之(宇都宮ブリッツェン)
2位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ )
3位 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)
27位 高木 三千成(さいたまディレーブ)
《個人ランキング》
1位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1,587pts
2位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 1,498pts
3位 ホセビセンテ (マトリックスパワータグ) 1,497pts
4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,480pts
5位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 1,462pts
6位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 1,435pts
41位 高木 三千成(さいたまディレーブ)329pts

46位 阿部 航大(さいたまディレーブ)273pts

《チームランキング》
1位 宇都宮ブリッツェン 5,716pts

2位 キナンサイクリングチーム 4,381pts
3位 マトリックスパワータグ 3,711pts
4位 愛三工業レーシングチーム 3,332pts
5位 Team UKYO 2,729pts
6位 弱虫ペダルサイクリングチーム 2,527pts
11位 さいたまディレーブ 873pts
《リーダージャージ》
プロツアーリーダー 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
写真 (c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS.