Jプロツアー2020 第7戦 群馬CSC 交流戦 8月大会 Day-2
日時:2020年8月23日(日)
場所:群馬サイクルスポーツセンター(〒379-1411 群馬県利根郡みなかみ町新巻3853)
距離:6.0km × 20周 = 120km
《さいたまディレーブ出場選手》出走者:7名
341.宇田川陽平
343.高木 三千成
344.岸 崇仁
345.阿部 航大
346.小野康太郎
347.藤田 涼平
348.半田 子竜
《レポート》
前日に引き続き、Jプロツアー群馬CSC 8月大会/交流戦day2 が伝統ある群馬サイクルスポーツセンターで開催されました。初日の交流戦は雷が発生した為にレース中盤で中止となり、不完全燃焼のまま2日目を迎えることになりました。
レースは序盤から逃げを試みる国内トップチームのアタック合戦が続く中、さいたまディレーブも岸を中心にその動きに同調して行きます。序盤からのハイペースにより集団から脱落する選手が続出。さいたまディレーブも小野、藤田、半田もメイングループからドロップしてしまう厳しい
状況に。
9周回にアイラン選手(マトリックス)、山本大喜選手(キナン)、内野選手(イナーメ信濃山形)、小橋選手(YuriFit)、小川選手(弱虫ペダル)の逃げが形成。メイングループは宇都宮とリオモが先頭に立ちコントロール。さいたまディレーブは阿部航大と高木三千成がメイングループに残ります。
ラスト5周目で逃げ集団を吸収したメイングループはアタックが繰り返されるサバイバルな展開に。
迎えた最終回で8名が抜け出しそのままゴール勝負へ。絶妙なタイミングでロングスプリントを仕掛けた石原選手(リオモ)がプロ初優勝を決めた。さいたまディレーブはメイングループのゴールスプリントで高木が16位でゴール。阿部はゴールスプリント中の落車に巻き込まれて、ゴールスプリントには参加出来ず35位でのゴールとなりました。
《長沼監督のコメント》
チームとしては昨日非常にふがいない走りだったと感じていましたので、 その点を注意しながら今日のレースをどうするべきか考えました。 スタート直前までチームでコミニュケーションをとりながら、各々がどうするべきかということを1人ずつ確認をしてスタートしました。 序盤でちぎれてしまう選手もいたのですが、きつい展開の中しっかり最後の方までメイン集団に残り、最後のゴール勝負のところまでチームとして高木、阿部が機能して2名を残せたということは大きな収穫でした。
 《高木選手のコメント》
前日のレースが雷で中止になり、 他の選手の脚がフレッシュなのでハイペースの展開で逃げが出来ると予測していたのですが、 中々逃げも決まらず、結構激しいアタックがずっと続いてたので、緩急のある厳しいレース展開でした。 逃げが4~5人逃げていて、最後心臓破りでその手前まではブリッツェン、マトリックスと有力所が3~4チーム隊列を組み始めて、その他の隊列を組めないチームは後方においやられるような展開で徐々に人数が絞られて行きました。最後のセカンドグループでのゴールスプリントで、右手のほうで落車があったのですが、何とか自分は回避できましたが、チームメイトの阿部も落車で足止めを受けてしまいました。リスク回避を含めて先頭で勝負出来るようにならないといけませんね。
《リザルト》
1位 石原悠希 (Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team)
2位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ)
3位 河賀雄大 (eNShare Racing Team)
16位 高木三千成(さいたまディレーブ)
35位 阿部航大(さいたまディレーブ)
DNF 宇田川陽平
DNF 岸 崇仁
DNF 小野康太郎
DNF 藤田 涼平
DNF 半田 子竜
《個人ランキング》
1位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1,407P
2位 石原悠希 (Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team) 1,253P
3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,225P
4位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 1,180P
5位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 1,027P
6位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 957P
41位 高木三千成(さいたまディレーブ)239pts
46位 阿部航大(さいたまディレーブ)212pts
 ※全個人ランキング:https://jbcfroad.jp/ranking/jpt/?y=2020
《チームランキング》
1位 宇都宮ブリッツェン 4,411pts
2位 キナンサイクリングチーム 2,971pts
3位 愛三工業レーシングチーム 2,865pts
4位 マトリックスパワータグ 2,661pts
5位 Team UKYO 2,442pts
6位 弱虫ペダルサイクリングチーム 2,271pts
11位 さいたまディレーブ 641pts
※全チームランキング:https://jbcfroad.jp/ranking/jpt/team/?y=2020
《リーダージャージ》
プロリーダージャージ 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (宇都宮ブリッツェン)
今回も無観客試合で開催された群馬CSC交流戦2日目
コンディションが上がらず苦しむ藤田
序盤からエスケープを試みる岸
メイングループから遅れるも完走を目ざして走る宇田川
先頭グループで連携する高木と阿部
最後のゴール勝負で落車に巻き込まれてしまった阿部
先頭グループで戦った阿部と高木がレース後に称え合う