Race Report
Jプロツアー2020 第1戦
東日本ロードクラシック群馬大会
2020年7月23日(木)
《さいたまディレーブ出場選手》出走者:8名
341.宇田川洋平
343.高木 三千成
344.岸 崇仁
345.阿部 航大
346.小野 康太郎
347.藤田 涼平
348.半田 子竜
350.安彦 統賀
場所:群馬県みなかみ町 群馬サイクルスポーツセンター
距離:6.0km×20周回 120.0km
天候:曇り
新型コロナ感染拡大の影響もあり中止や延期を余儀なくされていた国内最高峰の自転車ロードレース「Jプロツアー」。本来4月に開催を予定していた「東日本ロードクラシック群馬大会」だが7月に延期し、出場する選手はもちろん、チームスタッフ、主催関係者など全てのひとに感染症対策(事前の健康状態申告書の提出や会場入口での検温、消毒の徹底)を施し無観客試合での開催となった。
梅雨期間、山間部に位置する群馬サイクルスポーツセンター(以下、群馬CSC)は天候が変わりやすい会場だが 朝のうちの雨も小降りになりレーススタート時には雨脚は止んだ。
久しぶりのレースということからローリングスタートとなった開幕第1戦。序盤から15名ほどの選手が抜け出しメイン集団に最大3分30秒の差をつけた展開となった。この15名には各チームの選手が先手を打っていたがさいたまディレーブはメイン集団前方で虎視眈々と勝機を探っていた。
10周回を消化すると先頭・メイン集団ともにペースアップ。さいたまディレーブからは高木選手がローテーションに加わり、逃げ集団を追走するもタイム差はなかなか縮まらない。
その後、なんとか喰い付きたいさいたまディレーブだったが主力の小野選手がメイングループからドロップするなど苦しい展開となった。
残り5周回では逃げ集団とメイン集団とのタイム差も2分30秒まで縮まるが、それでも吸収できず残り2周回には9名の逃げ集団の逃げ切りが濃厚に。ここで宇都宮ブリッツェンの増田選手が単独アタックを仕掛けるがキナン山本元選手、弱虫ペダル織田選手に追いつかれ3名でファイナルラップへ突入。
最後はキナンサイクリングチームの山本元喜選手がゴールスプリントを制し今期初のプロリーダージャージを獲得。さいたまディレーブは岸、阿部の2選手のみが完走と苦しい初戦となった。
デビュー戦でエースを任された岸崇仁 終盤までメイン集団で粘った阿部航大
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIONOUTIS.
《レースリザルト》
1st. 山本元喜(キナンサイクリングチーム) 2:50:01
2nd. 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +00:00
3rd. 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) +00:01
51. 岸崇仁 +05:06
54. 阿部航大 +06:59
DNF安彦 統賀
DNF高木 三千成
DNF藤田 涼平
DNF宇田川洋平
DNF小野 康太郎
DNF半田 子竜
※個人ランキング:https://jbcfroad.jp/ranking/jpt/?y=2020