三菱地所JCLプロロードレースツアー2022 第8戦高知県宿毛市ロードレース
開催日:2022年9月25日(日)
レース距離:1周12.5km×10周=125.0km
≪さいたまディレーブ出場選手≫
161.阿部 航大
162.桂 慶浩
164.高木 三千成
166.藤田 涼平
168.鈴木 道也
≪レース結果≫
1位 孫崎 大樹(スパークル大分レーシングチーム)
2位 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)
3位 新城 雄大(キナンレーシングチーム)
12位 阿部 航大(さいたまディレーブ)
16位 高木 三千成(さいたまディレーブ)
24位 桂 慶浩(さいたまディレーブ)
DNF 藤田 涼平(さいたまディレーブ)
DNF 鈴木 道也(さいたまディレーブ)
初開催で日本初となる自動車専用道を使用した「高知県宿毛市ロードレース」は、1周12.5kmを10周回する125kmで行われた。コースは道幅が細いセクションや連続するアップダウンやコーナーなどがあるが、厳しい登りは無くスプリントでの勝負となることが予想された。
さいたまディレーブは、スプリント力のある阿部を中心に5名を選出。レースプランは、道幅の細い区間などもあることから各々が前方で展開して、積極的に動く作戦で臨んだ。
レースはスタートして激しいアタック合戦となる中、桂や鈴木が積極的に動く。一時は鈴木が単独で抜け出すも決まらない。
一時は集団が分裂しかけたが、一つのまま進み、ようやく逃げが決まったのは4周目。集団から6名が抜け出し集団との差を広げていく。
さいたまディレーブは先頭には誰も送り込むことができず、集団で次の展開を待つこととなった。
逃げと集団の差は最大で2分強まで広がったが、残り距離が少なくなると、強豪選手たちの牽引で急速にタイム差が縮まる。
桂も牽引に加わる中、最終周に集団がようやく逃げを捕らえる。集団のまま迎えた最終局面だったが道幅の狭い区間と短い登りで集団が細分化され、スプリントを狙う阿部は少し後方に取り残されてしまう。
必死に前を目指した阿部だったが惜しくも届かず、12位でのゴールとなった。すぐ後方で高木が16位、序盤から動いていた桂は24位でゴールした。
鈴木監督コメント
今回上位入賞とはなりませんでしたが、チームでレースを組み立てる動きができてきたのではないかと思います。特に桂は序盤から積極的に動いたうえで、終盤でも集団牽引をして存在感を示していましたし、スプリント勝負を狙った阿部も、難しい最終局面の中で12位は今後のリザルトが期待できる位置だと思います。
次は国際レースとなる、おおいたアーバンクラシックが控えていますので、連戦となりますがしっかりと調整して臨みたいと思います。