三菱地所JCLロードレースツアー 湧水の郷しおやクリテリウム
開催日:2021年10月31日(日)
場所:道の駅 湧水の郷 しおや前 特設周回コース(〒329-2441 栃木県塩谷郡塩谷町船生3733−1)
レース距離:2.8km×30周回=84㎞
《さいたまディレーブ出場選手》
41.高木 三千成
42.岸 崇仁
43.阿部 航大
45.藤田 涼平
46.半田子竜
48.吉岡秀祐
《レポート》
三菱地所JCLロードレースツアー 湧水の郷しおやクリテリウムが“道の駅 湧水の郷 しおや前 特設周回コース”にて開催されました。
1周2.8kmを30周回するクリテリウムとしては比較的長い全長84kmで争われ、ラストは集団ゴールスプリントとなり、那須ブラーゼンの金子大介選手が抜群のスプリント力で2位を引き離してプロレース初勝利をあげた。さいたまディレーブは阿部航大が今シーズン自身最高位となる10位でゴールを迎えた。
photo(c):Suga Yosuke JCLロードツアーも残り3戦。何とか結果が欲しい若きさいたまディレーブライダー
さいたまディレーブから高木 三千成、岸 崇仁、阿部航大、藤田 涼平、半田子竜、吉岡秀祐の6名がエントリー。
栃木県出身である阿部をエースとし、最後のゴール勝負まで集団をまとめ、阿部が得意とするスプリントで勝利を目指す。
11周目に入ると増田選手、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)、花田選手(キナンサイクリング)、吉岡選手(チーム右京相模原)、柴田選手(那須ブラーゼン)、小野選手(スパークルおおいた)、渡邊選手(ヴィクトワール)と7名の強力なエスケープが形成。さいたまディレーブは阿部と高木が第2グループで展開する。
photo(c):Suga Yosuke レース序盤からハイスピードで遅れる選手達
先頭グループと第2グループでは20秒差ほどで周回を重ねる。第2グループは那須ブラーゼン、キナンを中心にコントロールするが、集団ゴールで阿部を勝たせたいさいたまディレーブも高木も追撃のローテーションに加わり、先頭とのタイム差を徐々に詰めていく。各チームの思惑が合致し、残り7周で先頭グループをキャッチし、レースは振り出しに戻る。
photo(c):Suga Yosuke 高木がエース阿部のために献身的に展開する
最終局面までアタック合戦は続いたが、勝負は集団ゴールスプリントとなり、各チームのエーススプリンターに委ねられた。混戦の中、残り200mから抜群の伸びをみせた金子選手(那須ブラーゼン)が後続を引き離し、嬉しいプロ初勝利を掴んだ。最後のゴール勝負で期待された阿部は自身最高位となる10位でフィニッシュ。もう少し上位でゴール出来た可能性があっただけにレース後に悔しい表情を見せた。
photo(c):Suga Yosuke 今シーズン自身最高位となる結果だが悔しさを見せた阿部
《結果》
1位 金子大介(那須ブラーゼン) 1:51:49
2位 吉岡直哉(チーム右京相模原)1:51:49
3位 小山智也(チーム右京相模原)1:51:49
10位 阿部航大 (さいたまディレーブ)
25位 高木三千成 (さいたまディレーブ)
DNF 藤田 涼平
DNF 半田子竜
DNF 吉岡秀祐
DNF 岸 崇仁