三菱地所おおいたアーバンクラシック

開催日:2021年10月10日(日)

開催地:大分スポーツ公園周辺(大分県大分市横尾1351)

レース距離:11.6km×13周回=150.8㎞

《さいたまディレーブ出場選手》
高木 三千成
岸 崇仁
阿部 航大
藤田 涼平
半田 子竜
吉岡 秀祐
《レポート》
国内では今季2レース目となるUCI国際レース「三菱地所おおいたアーバンクラシック」が大分県大分市大分スポーツ公園周辺特設周回コース”にて開催されました。

レースは1周11.6kmを13周回する全長150.8kmで争われ、さいたまディレーブからは高木 三千成、岸 崇仁、阿部 航大、藤田 涼平、半田 子竜、吉岡 秀祐の6名がエントリー。阿部と高木を軸としてハイレベルな国際レースに挑んだ。

photo(c):Suga Yosuke  さいたまディレーブにとって今季初の国際レースの参加となった。

レースがスタートすると、柴田選手(那須ブラーゼン)のファーストアタックをきっかけに活性化していく。5周目に入り、西尾勇人(那須ブラーゼン)、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)、渡邉選手(愛三工業レーシング)の3名が抜け出すも集団は容認せずに吸収する。その後10名ほどが抜け出して逃げグループが形成されるかと思われたがこの動きもすぐさま集団に飲み込まれてします。

暑さと度重なるアタックにより集団に疲れが見えてきた8周目に7名の選手が集団から抜け出す。メンバーは、小石選手(チーム右京相模原)、マンセボ選手(マトリックスパワータグ)、岡本選手(愛三工業レーシングチーム)、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)、山本大喜選手(キナンサイクリング)、西尾勇人選手(那須ブラーゼン)、風間翔眞(シマノレーシングチーム)と、各有力チームが1名づつ入った事により、メイングループはペースダウン。タイム差は最大3分40秒まで広がる。
photo(c):Suga Yosuke  UCI国際自転車競技連合のレースの為、チームカーが選手をサポートする。
レース残り10周回目に優勝候補の一角であるマンセボ選手がアタック。この強烈なアタックに対応出来たのは小石選手と山本大喜のみ。ついに優勝争いは3名へと絞られた。
photo(c):Suga Yosuke  度重なるペースアップに耐える高木は第2ループで展開する。
ファイナルラップの登り区間でマンセボ選手が渾身のアタックを仕掛けると山本選手と小石選手はついて行く事が出来ず、マンセボ選手が2位以下を大きく引き離して優勝。 さいたまディレーブは終始第2グループで展開した阿部が25位、高木が28位でゴールラインをきった。
チーム最高位となる25位でフィニッシュした阿部。悔しさが残るレースとなった。
《レース結果》
1位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ)
2位 山本大喜(キナンサイクリングチーム)
3位 小石祐馬(チーム右京相模原)
25位 阿部航大(さいたまディレーブ)
28位 高木三千成(さいたまディレーブ)
DNF 岸崇仁

DNF 藤田涼平
DNF 半田子竜
DNF 吉岡秀祐